みなさまこんにちは!
大阪市のリフォームプラスです。
先日箕面市のT様邸で、屋根の葺き替え工事を行ってきました。
今回はスレートの屋根でした。
スレートとは、別名「カラーベスト」や「コロニアル」と呼ばれることもある屋根材。
硬質なセメントを用いて作られたものです。
「カラーベスト」と呼ばれることからも、最近発売されている製品は豊富なカラーバリュエーションから選べるのが特徴。
家の意匠を考える上で、選択肢が広いという強みもあります。
では施工の様子をご紹介していきます。
今回は葺き替え工事です。
葺き替えは、屋根の傷みが激しかったり、屋根を軽くしたい場合に適した方法です。
さらにスレート屋根は陶器瓦の約1/2以下と軽量!
屋根を軽くすることで建物の重量も軽くなり、重心が低くなることで減震効果が期待できます。
棟役物を取り付けていきます。
キレイに仕上がりました!
お客様も喜んでいただけてよかったです。
今回行ったスレート屋根の葺き替えのタイミングとしは、4つのポイントがあります。
その1、スレート自体にひび割れが所見される。
屋根にひび割れが多数所見される場合は、葺き替えを検討すべき時期にきています。
スレートがひび割れる原因は、長い時間をかけてスレートが水分を含むようになってしまうから。
長期間外部の厳しい自然環境にさらされるうちに、その防水処理が少しずつ落ちていき、スレートの内部に水を貯めこむようになってしまいます。
その2、スレートにカビやコケが生えている
経年劣化によりスレート表面の防水処理が剥がれ落ちていくと、スレートに雨水を含むようになり、カビやコケが生えてしまいます。
そのまま放置していると、遅かれ早かれスレートの割れやひびに繋がっていきます。
その3、チョーキングが見られる
チョーキング現象も、スレートの劣化を見極める上では見落としてはならないサイン。
塗膜が劣化すると徐々に屋根材の色を出すために用いられていた「顔料」と呼ばれる成分がむき出しになります。
そして、これも紫外線や風雨の影響で劣化することにより粉のようになるため、チョーキング現象が発生します。
その4、葺き替えや新築から15年以上特にメンテナンスをしていない
スレートの寿命は約20~25年程度。
ですがこれは、定期的なメンテナンスを行った上でのものです。
一切にメンテナンスをしていない状態だと、15年程度で葺き替えを考えてもいいでしょう。
このような現象が見られれば、屋根の葺き替え工事をおすすめします。
リフォームプラスでは、豊富な経験を生かした屋根診断で、適切なプランをご提案。
ご自宅の屋根の状態が気になるという方は、ぜひ一度お問い合わせ下さい。