奈良県(T様邸)本棟の新設積み

皆さまこんにちは、大阪市のリフォームプラスです!
今回は奈良県のとあるお客様宅で、本棟の新設積みを行ってきました。
施工中の写真がたくさん撮れたので、工事手順を解説しながらのブログにしようかなと思います。

屋根工事って一般の方には分からないことだらけだと思いますし、「こんなふうにしてたんだー!」と楽しんで見てもらえれば幸いです。

施工そのものはいぶし瓦を使用して6段積みを行っていくのですが、まずはその前に施工前の写真をパシャリ。

 

 

まずはここから既存の棟をばらしていきます。

 

そしてここで『シルガード』の登場です。
シルガードは商品名ですが、いわゆる南蛮漆喰のひとつです。南蛮漆喰は、漆喰の防水性を高めたものですので、これを施工していきます。

 

 

シルガードを施工したら、次はのし瓦の施工。
のし瓦は屋根の棟瓦の下にあたる部分で、これをずらして重ねれば重ねるほど、雨水の浸入を防ぐことができます。

あと見た目によっても枚数を変えることがありますね。

 

のし瓦のてっぺん部分はシリコンコーキングで隙間を埋めます。

 

 

完成まであと少し・・・

 

最後に棟瓦を施工すれば完成です。

 

ちなみに今回使用した『いぶし瓦』ですが、陶器瓦に次いで普及している土系瓦です。
その名の通り、加工の過程で「いぶす」から『いぶし瓦』と呼びます。日本の伝統的な建築物に多くみられる瓦ですね。

純和風の建物に合う瓦ですので、取り入れたい方はお気軽にリフォームプラスまでご相談ください。


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